導入事例
MOL GARDEN株式会社様
代表取締役 黒澤 哲也 氏
最大の成果は導入1か月後のコンペ金賞受賞!
2024年4月に独立された黒澤さまは、自身の専門知識と経験を活かし、
新たな挑戦に取り組んでいらっしゃいます。
今回はCAD導入の経緯や、
導入後すぐに挑戦されたコンテストへの出品についてお話しを伺いました。


- 事業内容
当社は、個人邸の外構造園設計施工、商業店舗の室内装飾において観葉植物などを使用し、建物の屋上緑化や壁面緑化など手掛けております。
- 「ExCAD」導入の背景(導入前の課題)
2024年4月に独立開業した際、CAD導入の最大の課題は価格でした。
設立年ではIT補助金の申請ができなかったため、手書きでの対応を検討しましたが、
4月のエクステリア展示会でご紹介いただき素晴らしいコストパフォーマンスで導入することを即座に決断しました。
- 「ExCAD」を選んだ理由
大きな理由は2つあります。一つ目は価格。そしてもう一つは、Twinmotionとの連携です。
ビジュアル時代に高画質なパースや動画の提供は必須と考えていましたので、そのどちらも兼ね備えていたことが大きな要因です。
また、有名デザイナーの小西 範揚さんがプロデュースに関わっていると聞き、興味も高まりました。
- 「ExCAD BEYOND」の評価
ExCAD BEYONDはデータが軽く立ち上がり、レンダリング速度も速く、設計作業の効率に繋がっています。
導入後に困ったことや疑問点が生じた場合でも、サポートスタッフの方々の丁寧な対応で、作図作業を円滑に進めることができます。
- 「Twinmotion」の評価
Twinmotionの植栽機能は、実際の造園施工時のような感覚で仕上げられます。
レンダリング時は天候や時間の調整もできるので、コンセプトが深まるCG作成を心がけています。
- 「ExCAD」導入後のメリット(効果)
最大の成果は、導入後わずか1ヶ月後に申し込んだ日本エクステリア設計協会(JEXA)のデザインコンペで金賞を受賞したことです。
受賞は、私にとって非常に誇りに思う成果です。営業活動時には、他業種の方々にコンペ動画をご覧いただく度に、大変喜んでいただけています。この受賞により、新たな事業拡大の可能性を感じています。
- コンテストに応募したきっかけ・出品までの軌跡
独立してからたった1ヶ月で、偶然にもコンペの案件を目にし、難しい課題に最初は出品を悩みましたが、これを機にCAD操作やプレゼンテーションスキルなどにチャレンジしようと意識を切り替え、出品を決意しました。
日々の努力で操作方法を覚える際には、ヘルプサポートに頼ることもあり、大変助かりました。
一次審査通過後は、プレゼンテーション動画の編集に取り組みました。
営業活動とプレゼンスキルの向上に集中できたこの期間は、私の未来に必ず役立つ貴重な経験となりました。
このコンペに関わってくださった全ての方々に改めて感謝の意を申し上げます。
- 「ExCAD」の導入を検討している方へ
エクステリアデザインでは発想、アイディアをビジュアル化し、それがクライアントの心に響いた時に「カタチ」になります。そのためには、CADというツールはデザイナーとクライアントを結びつける非常に重要な役割を果たしていると思っています。ExCADは初心者にも使いやすく、コストパフォーマンスにも優れたソフトです。
プロ向けとしては有名デザイナーと新しい開発にも取り組み、将来的な成長に非常に期待が高いソフトと考えています。
- 今後の展望
建築、インテリアと比較し屋外という事で使用出来る素材、工法など選択肢が限られるエクステリアにおいて独自のセンス、技術により建築と対等な立場でモノ造りに関わっていけるデザイナーを目指したいです。
MOL GARDENの由来、MOLは造形(Molding)&物質量の単位。2つの意味を持ち合わせており、自然物の造形と物質を操り屋内外問わず素敵な空間を提供する事で人々に貢献します。
あとがき
これまで20年以上かけて磨き上げてきたデザインセンスと持前のフットワークを活かし最先端のデザインをインプットし、ハイクオリティな空間を創造します。
インタビュー協力 MOL GARDEN株式会社様
https://www.mol-garden.com/
